PrEP副作用と対処法
医師監修・完全解説
PrEP(HIV曝露前予防内服)の副作用は消化器症状・頭痛・腎機能への影響が主なものです。 多くは服用開始2〜4週間で自然に改善し、重篤な副作用は非常にまれです。 3ヶ月ごとの定期検査で安全に継続できます。
PrEPの安全性について:PrEPは世界中で数百万人が使用しており、WHO・CDCが推奨する安全性の高い薬剤です。 副作用の多くは軽度で一時的なものです。本ページは医師監修のもと、正確な情報を提供しています。 個別の症状については必ず医師にご相談ください。
PrEPの主な副作用
頻度・重症度・対処法を医師が詳しく解説します
消化器症状
主な症状
- 吐き気・嘔吐
- 下痢・軟便
- 腹部不快感
- 食欲低下
対処法
食後に服用することで軽減。多くは2〜4週間で自然に改善します。
頭痛・倦怠感
主な症状
- 頭痛
- 倦怠感・疲労感
- 睡眠障害
- めまい
対処法
服用タイミングを就寝前に変更することで改善する場合があります。
腎機能への影響
主な症状
- クレアチニン上昇
- eGFR低下
- 尿蛋白
対処法
3ヶ月ごとの定期検査で早期発見。異常値が続く場合は処方を見直します。
定期検査による安全管理
PrEP服用中は3ヶ月ごとの定期検査が必要です
HIV検査
3ヶ月ごとPrEP服用中のHIV感染を早期発見するために必須の検査です。
腎機能検査
3ヶ月ごとクレアチニン・eGFRを測定し、腎機能への影響をモニタリングします。
性感染症検査
3〜6ヶ月ごと梅毒・淋菌・クラミジアなどの性感染症スクリーニングを行います。
すぐに医師に相談すべき症状
- 黄疸(皮膚・目の黄変)
- 強い腹痛・背部痛
- 尿量の著しい減少
- 重篤なアレルギー反応
- 2週間以上続く消化器症状
- 筋肉痛・脱力感
副作用に関するよくある質問
PrEPの副作用はどのくらいの頻度で起こりますか?
最も多い副作用は消化器症状(吐き気・下痢)で約10〜15%に見られます。多くは服用開始2〜4週間で自然に改善します。重篤な副作用は非常にまれです。
PrEPは腎臓に悪影響を与えますか?
テノホビル(TDF)を含むPrEPは長期服用で腎機能に影響する場合があります(約1〜3%)。3ヶ月ごとの定期検査で早期発見・対応が可能です。腎機能に問題がある方は処方前に詳しく評価します。
PrEPの副作用が出た場合はどうすればいいですか?
軽度の消化器症状は食後服用で改善することが多いです。症状が2週間以上続く場合や、重篤な症状(黄疸・強い腹痛など)が出た場合は直ちに医師に相談してください。
PrEPを飲み忘れた場合はどうすればいいですか?
気づいた時点でできるだけ早く服用してください。ただし次の服用時間が近い場合は1回分をスキップし、通常通り次の服用を行ってください。2回分を一度に服用しないでください。
